今日の東京は、まさに五月晴れの感じである。六月に入ってここ数日空気が乾燥してすがすがしい気分である。季節がどうも一月ほど遅れている感じだ。木々の緑は一段と濃くなっている。
今日は西新宿の高層ビル群の草分け京王プラザホテルにいるが、中央通りから見上げると緑の中に高層ビルが馴染んでいる。建設から三十数年も経つと街も成熟していくんですね。
ホテルの中では、全国建設室内工事業協会という内装工事屋さんの全国団体が総会をしていて、ゼネコンの激しいダンピング受注、凶暴な指し値発注などを指弾し、下請け業界の厳しさを嘆いている。
戦後数十年にわたってこの業界は、建設産業の発展とともにゼネコンの下請けとして大いに仕事をしてきた人たち。霞ヶ関ビルやこの京王プラザホテルをはじめ、全国の名だたる高層ビル、大規模ビルをほとんど施工してきた業界である。最盛期に1000会員を有したが、ここ数年の間に三割会員が減少した。
昔殺伐としていた西新宿の高層街は成熟して良い雰囲気がでてきたが、建設業界は成熟をずいぶんと通り越してしまった。

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